
このお仕事を選んだ理由は何ですか?
工場長 佐藤
もの作りに関われて完成形が見える仕事としてこの仕事を選びました。
元々物づくりが好きで、色々な物を自作していたんですよ。そして自作した物を使ってよく模様替えをしていましたね。
やはり、家具は家の中の役割を決める大きな要素なので家具のメーカーに興味を持ちました。
岸川
この仕事を始めたきっかけは、親戚からの紹介からですね。もの作りに興味があったし、取りあえず行ってみようかなで気が付けば、30年近く経ちましたね。
当時の事はよく覚えていないけど、仕事が合ってたからここまで続いたんでしょうね。
お仕事の魅力、どんな時にやりがいを感じますか?
工場長 佐藤
様々な製品がゼロから自分たちの手で完成させていく楽しみですね。
一口に家具と言っても、時代背景や流行で全く異なるデザインや機能が必要なんですよ。なのでその状況にあった商品を作るために、新しい考え方を取り入れた納得いく商品を仕上げるために思考錯誤し、完成させることに一番のやりがいを感じますね。
岸川
買った人が喜んでくれた時ですね。
工場内で製造をしているから、あまり見る機会はないけど、納品した時にそういう話を聞くと嬉しくなるし、またより良い商品を作ろうという気になりますね。
お仕事をしている中で大変なところは?
工場長 佐藤
工場内全員が仕事しやすい環境を作ることに一番気をかけています。
作業する全員が作業に集中できる環境を作る事が工場長としての役割ですから。
岸川
一つ一つの仕事をしっかりこなしていけば、大変な事はないですね。
でも強いて言うなら、夏暑くて冬寒いことですかね。
気温だけどうしようも出来ないですからね。
お仕事を始めて変化したことはありますか?
工場長 佐藤
いろいろな物の仕上がりの精度が気になるようになりました。買い物などに言っても、もっとこの部分をこうすればいい商品になるのにもったいないなと感じることが多いですね。
岸川
昔は全然喋らないタイプだったんですが、仕事をする上での人間関係の大切さを感じ、仕事を通して話し合いをよくするようになりましたね。
やはりいい仕事をするには、チームワークは必ず必要になってくるので。
あとは、毎日ベニヤを触っているので、手の皮が厚くなりましたよ。
お仕事中にあった印象的なエピソードを教えてください。
工場長 佐藤
工場内で一人一人役割があり、終わらせておきたい仕事があるのですが工場内皆で声をかけあい、手が空いている場所、人が足りない場所を考え、お互いに協力して一丸となって仕事を進めていたのは印象的でした。
岸川
そうですね、日々の一つ一つのこと全てが自分のステップアップに繋がっているので、全ての事が印象的ですね。
1日のスケジュールを教えて下さい。
工場長 佐藤
8:00 | 一日の流れの確認・朝礼・掃除・サイザー |
---|---|
9:00 | サイザー |
10:00 | NCルーター・ボーリング |
11:00 | ボーリング |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | NCルーター・ボーリング |
14:00 | サイザー |
15:00 | NCルーター・休憩 |
16:00 | ボーリング |
17:00 | 後片付け・退社 |
岸川
8:00 | 一日の流れの確認・朝礼・掃除・ベニヤカット |
---|---|
9:00 | ベニヤカット(本体) |
10:00 | ベニヤカット(本体) |
11:00 | ベニヤカット(戸板・前板) |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | ベニヤカット(戸板・前板) |
14:00 | 応援 ボーリング(別注分) |
15:00 | ボーリング(別注分)・休憩 |
16:00 | ボーリング(別注分) |
17:00 | 後片付け・退社 |
今後どうなりたいですか?目標は?
工場長 佐藤
まずは、5S活動の持続です。皆で作った決まりやルールを持続すると言うのはとても難しいことですから。
もうひとつは、常に新しいアイデアや向上心を持って仕事に望むことです。
時代が変化して、求められる物も変わっていく中でいち早くその先の提案ができるように意識しています。
岸川
いつの時代もニーズがあって、その中で様々な製品があります。
私たちの仕事は、常に変わりゆくそのニーズに対応した商品を提案していくことですし、これからもそれを継続して行っていきたいです。
一緒に働く新人さんにメッセージを!
工場長 佐藤
ただ仕事をやるだけではなく、常に新しい発見や日々仕事を覚えてできることが増え、目標を持てるようにサポートしていきますのでよろしくお願いします。
岸川
最初は分からない事ばかりで、勉強することも沢山あります。もちろん私もまだまだ勉強中です。
仕事や人間関係が上手くいくように、しっかりサポートしていくので一緒に成長していけたらいいですね。